被災した地域、被災した人の困りごとに寄り添い、自助・住民同士の共助を大切にしながらもボランティアの力も借り、一日でも早く普段の生活に戻れるようにお手伝いすることを目的としています

　八幡市災害ボランティアセンターは常設型のセンターです。
　災害発生時だけでなく、日ごろから、住民の皆さんや関係団体と連携し、防災や減災の取り組み、災害時を想定した訓練・研修を行います。

平常時の取組

１．災害ボランティア活動についての調査・研究及び研修・訓練の実施
２．関係機関・団体とのネットワーク体制の構築
３．災害ボランティアの確保と育成
４．災害ボランティア活動についての広報・啓発及び情報提供
５．センター運営にかかる資機材の整備
６．八幡市以外の地域で発生した災害に対し、被災者の生活復旧、復興にむけて必要と認められる活動
７．その他センターに必要と認められる活動

※災害ボランティアセンター訓練の様子

災害時の取組

１．被災者からの災害ボランティア派遣依頼の受付
２．災害ボランティアの募集・受入れ及び活動のコーディネート
３．災害ボランティア活動に必要な資機材等の調達
４．災害ボランティア活動についての情報発信
５．関係機関・団体との連絡調整
６．その他、センターに必要と認められる活動

想定されるボランティア活動

家具の移動・屋内外の片付け・話し相手・見守りや声かけ等

　２０１８年に発生した大阪北部地震及び台風２１号により、八幡市は大きな被害を受け、八幡市災害ボランティアセンターは災害時体制に移行しました。
　「困りごと相談チラシ」の全戸配布及び自治会、民生委員、地区福祉委員会、高齢・障がい福祉相談事業所の協力を得て取組みの周知を行い、地区福祉委員会・ボランティアグループと協力し困りごとに対する支援を行いました。
　主な支援内容は、室内清掃、タンス・食器棚・ピアノの移動、倒れた灯篭（小）を元に戻すなど。
　その他「ブルーシートを張ってほしい」「屋根・壁の修理業者を紹介してほしい」といった悩みはごとには専門業者を紹介しました。